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きょう豆曜日 ・ Today Peaday +

一言メッセージ :様々な立ち位置から、改めて見てみたい。小振りな乗り物と散歩好きが綴る放浪の記。よろしくお願いします。

日本の八月は、戦争で命を落とした人を想う月。

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晴れた先日の8月15日、私の夏休み最後の日に、家族と近所の青面金剛(せいめんこんごう)の供養塔まで行きました。



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腕が6本もあって見るからに力強いこの青面金剛は、地域に330年も前からいるようです。卒塔婆(そとうば・ストゥーパ)のようなお札を作り、戦没者を追悼して1分間の黙とうをしました。



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昭和の戦争だけで無く、全ての戦争で命を失った人を追悼しようとの考えで、全戦没者追悼、と書きました。



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英語では、All War Dead Memorial、としておきました。意味が通じるかな?



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近所で300年以上も前からあるものは、そうそうないので、急いでいないときはこの供養塔の前をよく通ります。不本意ながら戦争で命を落とす人が、これから先、1人でも少なくて済むようにと願っています。
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  1. 2023/08/31(木) 15:48:37|
  2. 雑感とオピニオン
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生き物がいる、奇跡の星。

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先日飲んだ白ワインのラベルがとっても良かったので、撮影して残しておきました。ちょっと酸味が利いていて独特でしたが、割とおいしかったです。30年前を最後に、飲酒運転・酒気帯び運転はしていません。



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ラベルには、小さな星らしきものの表面に、いろんな生き物の姿が描かれていました。牛、馬、にわとり、ひよこ、小鳥、蝶々、草木などのシルエットが。見てて平和な気持ちになれるイラストでしたね。

私たちの銀河系に限っても、2000億個の星があるそうですが、生き物がいる星はかなり少ないことでしょうね。地球だけかもしれません。そのことに、素直に心を動かされます。それと共に、せっかくだから未来へも、命を継ぎ続けたいな、と思います。まずは争いをやめて、みんなで気候危機を食い止めたいですね。
  1. 2023/08/29(火) 16:50:35|
  2. 食べ物と飲み物
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未来からタイムスリップして来たイス

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出会いは10年ほど前に小金井公園で開催されていたフリーマーケット。その時は両親と兄との4人で行きました。とっても個性的で他に類を見ない形に、こんな椅子があるのかとまず目にして驚きました。



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手に取ると作りもしっかりしてるようでしたし、私の好きな近未来SFの世界で住居内に置いてありそうなのも、まさにストライクゾーンど真ん中。聞くと価格も800円との安すぎる値段に、値切りもせず数秒で購入することにしました。



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直感を信じてよかったようです。デザインしたのはフランスのデザイナー、フィリップ・スタルクさん。今も我が家のリビングで活躍している、お気に入りの家具になりました。ネットで調べたら現在の販売価格は私の払った金額の40倍ほどでした。これからも大事にしよっと。座面が固いのも、PC作業や読書時に眠くならないから、これはこれでいいと思ってます。座面の中央を、鼓(つづみ)を叩くように叩くと、思いの外いい音がします。少し楽器みたいです。




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投稿に使ったのは、きのう撮影のため、出会った場所の小金井公園にイスを持ち込んで撮った画像です。せっかくだから広場で座って少し読書も楽しみました。イスは透明で向こう側が透けて見えるのも面白い。私はスケスケ大好きなんです。透けてる服や下着も好き、とか言ってみたり。ちなみにポリカーボネートという、丈夫なプラスチックで出来ています。

  1. 2023/08/25(金) 17:07:59|
  2. デザインとアートとミュージアム
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【本】100分de名著 野生の思考 レヴィ=ストロース 未開の力を呼び起こせ 中沢新一

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読んだのは著作の骨格と著者の来歴をかいつまんで紹介したNHK番組のテキストです。全く異なる領域からヒントを得て、新しい解釈を生み出すという、自由な飛躍が読み進むつれて痛快に感じられる書物のようです、レヴィ=ストロースさんの「野生の思考」は。

著者は、元はフランスでリセの哲学教師をしていましたが、心機一転ブラジルへ社会学教授として赴任し、奥地で先住民についてのフィールドワークに取り組んだ民俗学者・人類学者だそうです。

私たちの持つ認識、現代の科学的思考方法からみれば、未開社会ではまるで不完全で、野蛮で、非合理的なことを考えている、という認識を見つめ直すべきだとし、未開とされてきた社会では自然界に満ちている具体的な事物を素材にして、世界の本質を考えるということが行われているのだ、というのが彼の主張でしょうか。

歴史からまず物事を捉えるのが常に正しいというわけでもなく、構造というものから理解する、というのも私には新鮮でした。歴史というものは学校の教科にも昔からなっているくらい、前提になっていて当然のものだと思っていましたから。

1960年代には構造主義ブームというものがおこったらしく、その余韻が残っていたからか、レヴィ=ストロースという名前だけは私の記憶にも残っていました。ジュースを飲む際のストローにも似た、ちょっと面白い響きの名前だな、と。

また、人間の精神の根源で動いている構造に最も近い表現形態は、詩であり、音楽であり、神話だと彼は考えるようになったそう。小さな子供が初めて発する音声は、言葉にはまだなっていない動物の鳴き声のようなものだったり、「マ・マ」との呼びかけのようなものだったりしますから、それは詩に近いとも言えそうです。私は「ママ-」という呼びかけや「ガリレオ」というつぶやきのある、Queenの曲Bohemian Rhapsodyを思い出しました。歌詞というのもちゃんとした詩ですし、散文のようでも、また神話でもあるかもしれません。

他にも日曜大工・器用仕事とも言えるブリコラージュや、子供も知ってるあのトーテムポールとも関わるトーテミズム、その解体、という興味深いものが次々と登場するようですが、ここでは紹介しきれません。これは元の本、「野生の思考」を私も入手して読んでみたいな、と感じました。

最後に、この本を紹介してくれた西村さんにも、お礼の気持ちを伝えておきたいと思います。ありがとう、、、ならミミズは二十歳。
  1. 2023/08/19(土) 23:48:40|
  2. 書籍と新聞とTVと映画と情報の入ってくるルート全般
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胸元に佇む(たたずむ)は、うさこちゃんとひよこちゃん。

ひと仕事終えて秘密基地でシャワーを浴び、汗を流しました。全裸のまましばらくエアコンの冷たい風にあたって、肌もさっぱりし、今はとってもいい気分です。そしてハダカのままメガネだけをかけてこの投稿を綴って(つづって)います。原始の頃に戻ったようでなんだか楽しいけど、このまま基地の外に出ると身柄を拘束される恐れが強すぎです。



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ミッフィーのボールペンは、仕事中に胸のポケットに差しています。ここには写っていませんが名札も胸ポケットに付けています。うさこちゃんの洋服の色は好きなオレンジ。ペン先を出そうとノックすると、両手をバンザイするのもかわいいところ。仕事中に私と向かい合ってコミュニケーションを取る相手も、おっさんの顔なんて間近で見たくない、なんてことだってあるかもしれませんからね。そんな人にはミッフィーを見て、束の間いやされてもらおうという作戦です。



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そして最近デパートの雑貨屋をパトロールして見つけたのは、ひよこちゃんのシャープペンシル。日清のチキンラーメンがパッケージなどに使っているキャラクターですが、ヒナが好きな私は店で見て心を射抜かれてしまい、ほとんど迷わずに購入。でもこの子、育ったらどんな鳥になるのでしょうね? 嘴(くちばし)を見るとアヒルなどの水鳥のような気もしますが。うーん、かわいくって食べちゃいたいくらい。



この投稿は、しばらく前からブログでお付き合いしていただいてるnao*さんが、仕事中に使う名札を自分流にカスタムした投稿をされていたので、それを読んでから私も仕事中の小さな自己主張を誰かに伝えようと思って書くことにしました。この2本を同時にポケットに差すのは、少しやりすぎだと思えるので、気分次第で好きな方を差して働こうと思っています。

  1. 2023/08/18(金) 17:13:27|
  2. お店と仕事とビジネス
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ネイティブ・アメリカンのかわい子ちゃん

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8月9日は長崎に原爆が投下された日ですが、同時に世界の先住民の国際デーでもあります。日本で先住民族といえばアイヌと琉球・沖縄ですね。もっとも日本政府が現在そうだと認めているのはアイヌだけですが、国連からは琉球・沖縄も認めるべきだとされています。

写真の人形は、祖父の中村勝治が米国を訪れた際のお土産だと思われます。半世紀くらい前のものかもしれません。ビーズの首飾りは糸が朽ち果てていて、丁寧に扱っていたのにバラバラになってしまいました。白い星のように写っているのがビーズです。折れている弓と共に、近いうち修理をしてあげる予定。

ネイティブ・アメリカンは、白人の到来以降、大量虐殺・民族浄化・強制移住というかわいそうな目にあってきたようです。現在も貧困やアルコール依存症に苦しんでもいるらしい。米国で現在権力を握っている側は、都合のいいときは人権を尊重すべきだという対外的アピールに熱心な反面、触れて欲しくない領域をまだしっかりと残しているんですね。

米国に限りませんが、先住民族の文化の継承や、医療・教育の普及、機会の平等なども、少しずついい方向へと進んでいって欲しいものです。国連の報告書(2010)によると、先住民は非先住民より20年も寿命が短い国もあるそうです。貧困と栄養不良とさまざまな感染症が相まってのことだそう。

そもそも、自分たちとは異なる人達の持つ文化だとか、考え方、価値観などは、好奇心をそそる興味深いものではないかと私には思えます。学ぶことって、特に自分たちとは全く異なる他者から学ぶことって、何才になっても大事にしていきたいと私は考えています。
  1. 2023/08/13(日) 18:15:03|
  2. 政治
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しあわせ、山盛りな、夏の1日。

きょうはしみじみと、しあわせだなあ、と感じることがいっぱいあった1日でした。順に挙げていきます。一部は画像もあり。

朝、仕事へ向かう家族を送り出した後、ソファーで二度寝。
東京新聞の朝刊にささっと目を通す。
お菓子食べる、チョコフレークチキンラーメン、てな感じのを。
好きな70年代洋楽のオムニバスCDを聴きながら歯磨き。
お気に入りの撒き菱Tシャツにショートパンツ、スニーカーもお気に入りの足袋みたいなのを履いて家を出る。
ひさしぶりにカブに乗って走る。
調子が出ない友人宅を、お見舞いがてら訪問する。
カブで倒し込み時にセルフステアを殺さないように気を付けながらまた走る。
ハードオフでいろいろなものを見て楽しみ、買い物もする。
またカブでシフトチェンジのスムーズさを追求しながら走る。
秘密基地に到着して、やりたいことリストを作ったりしつつ、珈琲飲んでくつろぐ。
部屋の中でクモの巣を張っていた子供の蜘蛛を眺め、昔に比べると怖いと思わなくなっている自分に気付く。
基地から徒歩3分の図書館に行って何冊も借りる、。
あてもなく基地周辺を探検気分で散策。
殻付きピーナツを一袋買う。
多摩都市モノレール下の広い歩道にあったベンチで休憩し、借りた本、もりのへなそうる、を読む。
口笛でWhen will I see you againを吹きながら歩く。
パチンコ屋に冷やかし目的で久しぶりに入り、最近の大画面モニター付き機種を見て楽しむ。
デパート内を散策し、チキンラーメンのひよこちゃんボールペンを買う。
焼き鳥店の扇屋で、ビールを飲みつつ唐辛子を沢山ふりかけた焼き鳥を食べ、枝豆5回もお代わりする。
仕事の調べ物を進める。
バッグ職人の友人にLINEする。
ドイツにいるRalfにメールする。
Wikipediaの反戦歌リストから順番にYouTubeで曲を聴く。殻付きP夏を並べて平和を願う。
深夜に基地を出て、駅周辺を徘徊する。
布団の上で寝る。

うーん、しあわせなことに満ちていた、充実した1日だった。よかったよかった。

以下で簡単に画像の説明をします。




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リサイクルショップのハードオフであれこれと。いちばんの掘り出し物は、精巧に出来た頭蓋骨かな。真鍮のワイヤーで作られたエッフェル塔もよかった。




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図書館のある建物の前に、裸族の子供を発見。性別不明。おしりはやわらかそう。




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この上なく怪しいポスターを見つけました。うまい話には本当に気を付けましょう。




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立川駅北側のモノレール下はかなり幅の広い歩道になっていて、多くの人にとって憩いの場所になっています。スケボーに興じてた男の子たちも。私はぼんやりと、青空に浮かんだ白い雲を眺めてました。




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有名な「いやいやえん」と同じ作者の、「もりのへなそうる」をモノレール下のベンチに座って読みました。主人公は5才と3才の兄弟。最初の「でっかい たがも」という話は、最後がほほえましくって笑えました。



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立川駅の北側と南側とをつなぐ幅広い通路。沢山の人が行き交うのをしばらく眺めていました。どんな人を主に見ていたかは内緒。



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最近のパチンコ屋はどうなっているのか、ちょっと興味が湧いたので突入しました。店内にいた時間は3分くらい。これはルパン三世の機種のようです。手で球をはじいてた時代からは、想像できないほどハイテク化されてて凄かった。



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扇屋という焼き鳥屋は、お通しの枝豆がお代わり無料なのも魅力。好きな部位の、ぼんじりを中心に楽しみました。




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8月は戦争のことを考える時間が比較的多い月です。過去だけでなく、現在と、そしてこれからの戦争に思いを馳(は)せつつ、平和を願って鉄のフライパンの上でピースマークを。



さすがに眠くなってきたので、この辺でお布団の上で横になります。おやすみなさい。
  1. 2023/08/11(金) 03:00:34|
  2. 散策中に
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メロディーインキュベーター2000

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太古に生まれた単純な生物は、長い年月の間に突然変異を重ね、そのあるものは進化に成功しました。

このメロディーインキュベーター2000では生物の遺伝子の振る舞いにヒントを得て、もとのメロディーに様々な突然変異などを人為的に加え、世代を重ねるごとに変化していく旋律を、耳で実感することが出来ます。

 ー ー ー ー ー ー

以上は展示の際に掲示していた説明書き、1枚目の画像のものから。

これは私が大学に通っていた1999年の秋に、学園祭で展示するために作った作品です。東芝が1981年に発売した「PASOPIA」という当時でも古いコンピューターに、BASICというプログラミング言語で、ああでもないこうでもないと、手探りで考えながら完成させました。公開時はブラウン管のテレビを持ち込み、ヘッドホンで刻々と変わりゆくメロディーを来場者が聞け、同時に、どんな変化がメロディーに加わったかが、見て分かるようにしました。



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今も家の押し入れにあるスケッチブックには、試行錯誤の後がわかるメモなども残っています。2つの基本メロディー 有性生殖する、だとか、変形&コピーのサブルーチンをつくり そこに飛ばす、だとか書いてあります。他にも、上下に平行移動サブルーチン 500 IF X1="0" THEN GOTO 510 ELSE X1=X1+3、などと具体的なプログラムも。プログラム全体の流れを記したフローチャートなんかもあります。



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他にもDNAの塩基配列に起きる変化の、欠失だとか、点突然変異だとかが。またDNAに起きうる変化からは離れて音楽のように、五線譜上の音符の並びを考え、時間軸引き伸ばし&短縮などと、自由に変化させると面白そうだとか、いろんなアイディアをあれこれと試していました。結構、作り上げるのは大変でしたが、新しい領域を切り開いていく感じがあって、とっても面白かったのは今も記憶に残っています。

作品展示の際に使った元のメロディーは、バッハの小フーガの1節だったはずです。好きな曲で、かつ多くの人に知られた曲だったのでそれを選びました。
  1. 2023/08/08(火) 22:06:20|
  2. デザインとアートとミュージアム
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わたしの避暑地 西洋美術館 常設展

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人混みを避けて平日に、上野の国立西洋美術館へ涼みに行ってきました。天井も高く、室内も広々としていてよかったです。観覧者も少なくってじっくり見ることができました。



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ポールポジションの絵画は、十字架に磔(はりつけ)になったイエス。宗教画が他にも結構な数、並んでいました。西洋ではキリスト教徒が多いですもんね。



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この金色の物体は、指輪だそうです。円筒形の部分に指を通すのでしょう。驚きのあるデザインで、こんなのちょっと欲しいな、と思いました。



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聖書のとあるページだったと思います。余白に書き込まれた、落書きのような装飾が楽しい。植物のつるなどを思わせます。



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鳥の巣でさえずるヒナへ、エサをあげる若い男女。鳥のヒナってかわいいんですよね。インコをヒナから育てて手乗りインコにした、私の小学生時代を思い出しました。



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猟師の仕掛けた罠にはまったキツネ。絵を見ていると、狐がなんだか哀れにも思えてきます。動物虐待との境い目が、わからなくなってきました。



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アルジェ風のパリの女たち。かなりの部分、想像で描いたそうです。ハーレムや後宮、大奥とかはこんな雰囲気だったのでしょうか。ちょっと主になってみたいかも。



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遠くへ意識が向かうような並木道。この道を様々な人々が通ったのでしょうね。想像がふくらみます。



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羊の毛を刈る、それもハサミで刈る姿は、現代ではなかなか見ることが出来ないのかもしれません。電動のバリカンが多いのだと思います。刈られた羊はさっぱりして気持ちいいのでしょうね。特に暑い時期だったら。



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私が好きな動物、ニワトリが描かれた絵と、ミロの抽象画が、最後の大きな展示室にありました。


常設展は、展示の大幅な入れ替えは無いものの、あまり混まずにゆったり楽しめるのが魅力です。観覧料も手頃ですし。また気が向いたら、ふらっと訪れてみようと思いました。
  1. 2023/08/05(土) 12:21:07|
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SUPER PAPER MARKET

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いろいろな紙や紙製品を中心に扱うという、ちょっと面白い種類のお店です。東京の立川駅北側にある、グリーンスプリングス内に。

並んでた商品の中で、印象的で魅力に感じたのは、紙を組み立てて作れる地球儀。立方体を8つ組み合わせたものや、もっと球に近いものなども。これは購入を検討中です。

来年のお年玉ポチ袋用に、好奇心が旺盛だけど恥ずかしがりなミッフィーを、それからサンドイッチを模した単語帳を買いました。単語帳はレタスとかハムとかも、それらしい色と形でちょっと楽しい。近い将来に訪問を予定してるので、イタリア語の勉強に使おうかな。



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  1. 2023/08/01(火) 19:21:48|
  2. お店と仕事とビジネス
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東京の国分寺駅、南口すぐそばにある殿ヶ谷戸庭園を、サクサク散策~。

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園内に入ってすぐは、広々とした感じです。石畳の歩道も、ゆるく曲がっているのが少しうれしい。



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モミジの梢(こずえ)を見上げて。葉っぱを透かして感じるお日様が、目にも心地いい。



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百人一首にも詠まれたモジズリはっけん。らせんを描いてるのがいつ見ても面白いです。家を新築するなら、らせん階段つけよう。



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竹林もありましたが、かぐや姫には出会えませんでした。



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池に落ちないように、置かれた石の上を歩くのが、少しヒヤヒヤして楽しかった。酔っ払いには危ないかも。



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馬頭観世音だそう。馬が今よりも身近だった頃に、刻まれたのでしょうね。



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庭園内には崖になっている箇所もあり、そこから地下水が流れ出ています。PFASも混じってそうなので、飲用には適さないと思います。日米地位協定はやっぱ改正しなくちゃな。



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池の水面には、アメンボがたくさん浮かんでいました。



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鮮やかな赤いキノコ。毒キノコオーラを出していたので、味見はしませんでした。



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鹿(しし)おどしもあるのは、売りのひとつでしょうね。カコン、とか風情のある音がしていました。


駅からも近いのに、街の喧騒を忘れて楽しめる、ちょっと素敵な庭園です。入園料も手頃なので、近くへいらした方は訪れてみるのをおすすめしますね。

  1. 2023/07/25(火) 21:50:25|
  2. 散策中に
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新しい乗り物が我が家に来ました。

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オフロードバイクが1台あってもいいな~、と感じていたところ、走行距離が2000kmにも満たないキレイなカワサキをネットで見つけてしまい、つい買ってしまった。よくあるライムグリーンじゃないってのも、服などと合わせやすくていいと思って。正直に言うと、武器や兵器を作って商売している会社を、応援はしたくないな~、とも、しばらく前から感じていたのですが、他のメーカーに魅力的なモデルが無かったために。ちょっとだけ不本意でしたけど、誘惑に勝てなかった。125ccの4ストだからそんなにパワーは無いけど、これで十分楽しいです。林道などにも行ってみようと思っています。
  1. 2023/07/25(火) 18:35:41|
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【本】 争わない社会 「開かれた依存関係」をつくる 佐藤仁

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まずタイトルに魅力を感じ、図書館で借りて読みました。ウクライナとロシアの戦争も終わりの見通せない現在、争わない社会とはいったいどういうもので、その実現に近づくことなんてできるのか、筆者の考えを知りたいと思いました。

以下、気になった箇所の抜粋です。

* * * * *

ここで私の言う「争わない社会」とは、争いや暴力が皆無の理想郷ではなく、争いの激化を予防する「依存のネットワーク」が張り巡らされた社会である。

争いの道へと走り出す手前で、権力の集中に歯止めをかける方策を考えなくてはならない。

依存を忌避する方法ではなく、依存と向き合い、手なずける方法が問われているのである。

豊かな者は豊かさや特権を正当化する思想を欲し、不確実性を減らして自らの特権や貯えを次の世代に相続していきたいと考える。

人間の関係性を問い直すことを通じて得られる「問題を未然に防ぐための知」は、今、何をすべきかを指し示す「起きてしまった問題に対策を講じるための知」より目立たないし、分かりにくい。しかし、私はここにこそ「批判ばかりで現実的には役立たない」と揶揄(やゆ)されがちな文系諸学の大いなる貢献の余地を見出す。人間同士の依存関係を組み直して「争わない社会」への礎を築く。本書は、その可能性に望みをかける社会科学からの挑戦である。

* * * * *

自立はいいことで、依存はよくないことだと、私は素朴に考えていました。しかし、この本で説明されていた、依存先が選べるという、開かれた依存の状態なら、悪くないのかもしれないと今は感じています。誰にも依存しないで、すべてを自給自足でやっていく、なんて極端な場合を考えても、依存のネットワークに組み込まれた状態の持つ魅力は、わかりやすいと思います。また、戦後に学校の教育現場で実践された「生活綴方(つづりかた)」というものが、「理想と現実とのギャップ」に気づかせるものであったことなども紹介されていました。それから、中間集団というものを大切にすることで、何かに「全面的に帰依(きえ)」しなくて済むような、頼れる仲間をいろいろな場所につくることも、横のつながりに欠けた孤立化した個人を生み出さないようにするのに役立つ、ともありました。

様々な角度から考えて書かれた書籍なので、うまく全体像を伝えるのが難しいですが、しばらく経ってからまた借りて、目を通してみたいなと感じさせてくれる本でした。貸し出し期限が今日までなので、いまから返却してきます。
  1. 2023/07/24(月) 19:19:13|
  2. 書籍と新聞とTVと映画と情報の入ってくるルート全般
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「世界難民の日」(World Refugee Day)

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故郷を追われた人々の希望をつなぎ、誰一人取り残さない未来を一緒につくっていこう-

6月20日は「世界難民の日」

2000年12月4日、国連総会で、毎年6月20日を 「世界難民の日」(World Refugee Day)とすることが決議されました。

この日は、従来はOAU(アフリカ統一機構)難民条約の発効を記念する「アフリカ難民の日」(Africa Refugee Day)でした。

難民の保護と支援に対する世界的な関心を高め、UNHCRを含む国連機関やNGOによる活動に理解と支援を深める日にするため、「世界難民の日」として制定されました。

以上、UNHCRのサイトより。

毎年6月に、私と家族はわずかな額ですが、手助けが最も必要だと思われる人達を、それぞれが新たに選び、寄付をしています。今年の私は、難民支援協会という団体に。生きた使い方をしてくれるだろうと、信じています。

この日、6月20日には、新聞3紙を買って読みました。朝日・東京・産経です。産経は新聞90周年の別紙が付いてきました。

難民関連の記事は、以下の通り。

朝日→難民は人材 就職支援の輪 語学力やスキル 企業も関心 採用したIT会社「壁は何もない」 法改正「終わりじゃない」支援者らデモ

東京→入管法改正後初 「世界難民の日」胸張れる? 低い認定率でも申請制限 「条約締結国として受け入れ義務」

産経→本紙・別紙とも関連記事なし

私は日本は島国で、言語的に孤立していることもあり、気を付けていないと知っておくべき情報が入ってこない危険があると思っています。苦しい状況に追い込まれている難民や難民申請者、国内避難民などに関心を寄せることは、私たちの視野を広げてくれるという良い面もあるので、多くの方におすすめしたいです。
  1. 2023/07/23(日) 05:16:51|
  2. 活動と取り組みと営み
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黄と橙 ー Yellow & Orange

目にすると元気が出るから、黄色と橙(だいだい)色は好きな色です。いつの間にか集まってきた物を撮影して、病気の状態をまとめてみました。




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サッカーボールの骨組みのようなものは、もともとはワンちゃんのおもちゃとして売られていました。デザインも好きなので、ホームセンターで見つけ、迷わずすぐに入手。



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お花が描かれた小さなガラスのコップは、国分寺の上海リルで、ワゴンセールで購入。確か100円。いい買い物でした。



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タッパーウェアのコップ。くちびるに当たる部分のカーブが絶妙で使いやすい。40~50年前の、デッドストックです。



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タッパーの密閉容器。これも40~50年前の製品。私の家では現役で、塩と砂糖を容(い)れています。



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百均のSeriaで見つけたマグカップとお皿。色も形もよかったので連れて帰りました。



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色鉛筆そっくりに作られたお箸(はし)。見るたび少し楽しい気分に。



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駅の階段にも黄色とオレンジ色の表示がありました。なんの意味かは不明。総武線と中央線かな?



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先を見すえて、車に貼る高齢者マークを手に入れました。現行の4色のより、こっちの方が私は好きです。落ち葉マークだとか言われて一部の人に不評だったため、デザインが変更になったのを覚えています。軽トラの銀角と、カナリア号ことBRZに貼るつもりで。初心者マークとセットでね。高齢の初心者ならしょうがないか、と、まわりのドライバーに大目に見てもらえることを狙っています。
  1. 2023/07/14(金) 17:41:02|
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【本】 なぜ僕らは働くのか

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サブタイトルには、君が幸せになるために考えてほしい大切なこと、とあります。監修は池上彰さん。書店で以前見かけて購入を検討していたのですが、図書館の青少年向け図書コーナーで見かけたので借りて読むことに。

なぜ働くのか。その説明は人によって様々かもしれませんね。私も深く考えているわけではありません。ただ、まずは自分が暮らしていくために必要なものを、自分が体や頭を使って働くことで手に入れたい、とは10代の頃から感じていました。自立したいとの気持ちが強い、とも言えるでしょうか。

もっとも世の中には、事情により働けない人もいますね。その理由は、病気だったり、母国から紛争のため逃げているからだったり、仕事がみつからないからだったり、いろいろあるでしょうね。そういった個別の事情も酌みたいとは思っています。

ただ、社会では色々な人が支え合うことで成り立っている側面も間違いなくあるので、働くことが可能な人は、何か役割を引き受けてくれて、誰かを支える側にも回って欲しいと思っています。

私は縄文時代に関心が強いので、当時の支え合いはどんな感じだったかな、なんて想像もよくします。今よりも種類は少ないでしょうが、それでもいろんな仕事があったことでしょうね。火炎土器を作った人は、いま見てもいい仕事をしましたね。どんな人だったのでしょう。

この本の中からよかったな、と感じた記述を少しピックアップします。

 * * * * * *

気になったことの裏にある仕事を調べる。

いままであたり前とされていたことを「本当に正しいのか?もっといい方法はないか?」と疑って、新しい問いを立てるということも、人間にしかできないことです。

世の中のしくみや、世の中にどんな仕事があるのかを知る。自分がやりたいことや、どう生きたら幸せかを考える。自信を持って、小さなことでもいいから行動する。

人生に正解なんてない。

あなたには無限の可能性があります。あなたはなんにだってなれます。


 * * * * * *

主には読者として若者を想定していますが、働くようになってからもう長い私が読んでも、多くの気づきがあっていい書物でした。

他の図書館利用者が待っていると思いますので、いまから返却してきましょう。少し延滞してごめんなさい。
  1. 2023/07/10(月) 18:28:31|
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スクーターに乗って林道を登り、五常の滝への初訪問です。

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五常の滝という、埼玉県にある、かわいい滝に行ってきました。バイクのツーリングでです。遠いむかし「五常」と名乗るお坊さんが修行したことから名付けられたそう。程良いサイズで、他の観光客も少なかったため、マイペースで楽しめました。マイナスイオンやフィトンチッドもいっぱい浴びた気がします。



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山の中にあるため、歩いていても木々の木漏れ日が気持ちいいです。生えていたのは杉が多かったかな。



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滝の下流にある小川は、こんな感じでした。程良いサイズ感。



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苔好きにはたまらない、苔むす岩々の光景に興奮しました。何年どころか、何十年も前から生えている苔なのかもしれません。



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下学上達の橋。案内表示には、次のように。身近なことを疎(おろそ)かにせず、日常生活の中から気付きや学びを得ることで、より深い真理にたどり着くことが出来る。



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二宮金次郎の像。薪を運びながらの読書は、現代ならスマホの操作をしながら歩く人辺りかな。積小為大(小を積んで大を為す)、と台座には書かれていました。



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サワガニの姿が中央に。体が赤いわけではないので、よく見ないと見つからないかもしれません。



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苔むす岩に生えていた草の花に、偶然ハチが写っていました。花粉集めの作業中ですね。目を付けたということは、おいしいのでしょうか。



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美しい緑色に輝くお腹の、トンボが岩にとまっていました。近寄ると逃げるので距離を保ったままズームで撮影しましたが、暗いのでシャッタースピードも遅く、さほどぶれずに撮るのは難しかったです。法隆寺の玉虫厨子も有名ですが、キラキラ輝く昆虫は目を引きますね。



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切り株が苔に覆われていました。苔にしたら居心地がいい、特等席なのかもしれません。木が切られたあとの、歳月の流れを感じさせる切り株でした。



振り返ってみても、印象的な出会いが盛りだくさんの、思い出深いツーリングになりました。かなり満足できて、しあわせです。
  1. 2023/07/07(金) 18:27:39|
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ソニープラザ改めプラザ ルミネ立川店

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カラフルでポップでかわいいものに出会える、昔からお気に入りの店です。先ほど仕事帰りに立ち寄りました。女性客の割合が多いかな。



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ロケットの形をした消しゴム付き鉛筆削りを、棚にあった3種類すべて購入。こうすれば色の異なる消しゴム部分と鉛筆削り部分を、自由に組み合わせることが出来ますからね。



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スヌーピーに出てくる黄色い小鳥、ウッドストックのいろんなイラストが描かれたクリアファイルも見つけました。ノートの端に書いた落書きみたいな、あんまり気張らない絵が私は好きなんです。


楽しい買い物が出来て、満足のゆくみちくさでした。
  1. 2023/07/01(土) 01:56:33|
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【本】 フィンランド人は なぜ午後4時に 仕事が終わるのか  ー 堀内都喜子

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私の好きな、「よそではこうだよ系」の本です。近所の図書室で出会いました。2020年の出版です。これは学ぶところの沢山ある良い著作でした。表紙にあるように、フィンランドは4年連続で幸福度ランキング世界1位だそうです。筆者がさまざまな面から、日本で暮らす人が取り入れるとよい部分を紹介してくれ、日本のこれからの在り方に資することを狙って書かれたようです。

上記のランキングでは、「自分にとって最良の人生から最悪の人生の間を0から10で分けた時、今、自分はどの段階にいると感じるか」という質問を各国の人にしています。この本では直接、関連に触れていませんでしたが、報道の自由や移動の自由で高い評価をフィンランドが受けていることも大切な点だと私は思います。

政府を批判するような情報に触れる機会が極めて少ない国では、貧困や人権侵害があったとしても、自分たちの国はいい国だと思い込まされている、ということもあるでしょうからね。短波ラジオの所有が禁止されてた戦中の日本もまさにそれだと私は思っています。今も知る権利が尊重されていない、報道の自由ランキング下位の国も世界にはありますね。

そして子供の貧困率はフィンランドが3.7%に対して、日本は15.8%。日本はかなり高く感じます。母子家庭の子供が進学をあきらめたり、また、奨学金という名の借金を子供がさせられて、苦しんでいるという報道も最近の日本ではよく目にします。

それでもフィンランドが昔から順調だったのではないようです。100年前はヨーロッパの中でもかなり貧しい国の一つだったそう。多くの困難に直面しながらも、克服し、成長してきた結果のようです。

現地に住んでみて筆者が感じたのは、あくせくした感じや、ガツガツした感じが少なく、どことなくゆとりを感じさせる暮らしがある、のだそうです。

また、日本の友人たちが子育てと仕事の両立に悩み、男女の役割分担でストレスを感じている姿や、プライベートがほとんどなく長時間労働で身も心もすり減らしている姿を見ていると、「他の国ではこういう働き方があるんだよ」「もっとバランスをとって人間らしい生活を望んでもいいんだよ」と伝えたくなる、とのことでした。

休むことも社会人の権利、という認識もフィンランドでは広く共有されているようです。

フィンランド語のタウコは、休憩という意味ですが、エクササイズの意であるユンパと組み合わせたタウコユンパというものも職場で行われています。休憩時間をいかに効果的にとるかを考えてなされているもので、5分ほどのストレッチや軽い運動をするそう。他にもカハヴィタウコ(=コーヒー休憩)も、労働者に取らせることが、法律で決められているらしいです。これらはいい息抜きになるでしょうね。

効率のいい働き方をフィンランドは追求しているようですが、いくら効率を高めても、決まった時間内でたくさんの仕事の全てをこなすことは、残念ながら難しいです。常に優先順位を考え、重要度や緊急性の高いものからこなしていく必要がある。この辺は日本でも認識されていると思います。それでも折に触れて、すべきことリスト、したいことリストを作り、目を通して、全体像をつかんでおくことは欠かせないでしょうね。

フィンランドの職場では、肩書とは関係なしに意見の交換ができ、オープンでフラットな組織が多いとのこと。

マリン首相の例もあるように、フィンランドでは、最近は女性が責任のある立場に立つことも増えてきたようです。ジェンダーギャップ指数で下位に低迷し続け、女性に冷たい社会の日本は、学ぶべきところが多い領域でしょうね。バイク好きな私は、以前見かけたマリン首相の写った画像で、Wのライダースジャケットを着ているのを見て親近感を覚え、なんだかうれしかったです。流行だから着ていただけで、彼女がバイクに乗るわけではないのかもしれませんが。

新聞記者や雑誌記者は大抵の国にいますが、夜討ち朝駆けを当然と思って受け入れろ、位に思ってそうな日本と違い、フィンランドでは、就業時間以外に自分のプライベートの時間を犠牲にしてまで働くことはほぼ無いのだそうです。

ハラスメントはそれでもフィンランドにも存在するようですが、もともと権利意識が強く、労働組合も強いため、泣き寝入りせず、公に訴える人たちは日本より多いと感じるそうです。

父親の8割がフィンランドでは育休をとる。

フィンランドの人は、仕事は好きだけど、それ以外の時間も大切にする。

子供も18才になったら家を出て自立するのがフィンランドでは当然。

サウナはフィンランド語。

フィンランドの全ての社会人では、4週間連続の夏季休暇をとれていないのは、わずか27%。これは日本との差が大きいです。

フィンランドでは社員の募集時やインターンの募集時に、近頃では動画でアピールするのが主流らしい。30秒から1分で簡潔に自分のプレゼンをする。この辺は私も、新しい社会の動向にしり込みせず、挑戦していかないといけないかも、と思わされました。

おすすめの休みの過ごし方を10個挙げていましたが、街で人間観察というのは私も学生時代から好きでよくやっていましたね。特に東京や大阪、名古屋、京都、金沢などの都市で、繁華街や駅で長いこと通行人を眺めているのが楽しく、服装や髪形やメイクで人々の多様性を感じられる、お気に入りの時間でした。今も観察時々してます。

仕事も、家庭も、趣味も、勉強も、貪欲に。勉強することで、引き出しを多く持つ。特に女性が貪欲と感じることが多かったそう。

時にどんなに頑張っても、石を砕こうとしても、ダメな時もある。そういった時には、助けを求める勇気を持つことも必要だ。

自力でどうにかする。無理をしない範囲で、自分で工夫したり、しらべたりして、ということでしょう。

とにかくウジウジ考えているよりは、行動あるのみ。

偏差値や学歴で判断しない。

フィンランド人は一人の時間も楽しむ。

フィンランドでは、買い手側、消費者側も成熟してきて、エコに対して非常に意識が高くなってきている。アップサイクルの、決して安くないものも売れるようになってきたそう。これは小学校と中学校が一緒だった友人の、小林努くんにも伝えたいと思いました。彼は和服の帯から、バッグを自分で作っています。家は100mの近さ。

世界一のワーキングライフ(仕事+人生)を目指すと、フィンランドは2019年に発表。

簡単に「日本は違うから」と諦めてほしくないし、今の筆者自身がそうであるように、日本の枠組みの中でも全体の意識が変わることで実現できることはたくさんあると信じているそうです。これは私も賛成。

総じて言えば、繰り返しになりますが、いい本だったと思います。やっぱ読書ってたのしいなー。図書室へ返却した後、ほかの誰かにも、楽しんで読んで欲しいと感じています。
  1. 2023/06/27(火) 19:23:05|
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お~いお茶 濃い茶 ほぼ指名買いで~すまる

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世界的に見ても短い文字数の文学作品に、俳句や川柳がありますね。それに短歌も短いほうです。付け加えれば詩にも、短いものがあるかな。

のどが渇いたり、冷たいものが飲みたいな、と感じたときに、私は緑茶を買うことが多いです。
程良い苦みもおいしく感じられるし、体に良さそうなカテキンというものも多めに入っているので、伊藤園のお~いお茶、それも濃い茶が売っていれば、迷わずそれを買いますね。

何よりも魅力だと思うのは、ボトルのラベルに俳句が載っているところです。
先日の暑かった日曜日の昼間、コンビニで求めたのには、こんな一句が。

暴れ蚊を許して午後の草むしり

作者は鳥取県米子市の61歳、中井康恵さん。
伊藤園新俳句大賞の、都道府県賞だそうです。
確かに草むしりは蚊に悩まされることも多いですが、許す気持ちに私もなれるかな?

ライバル製品に、こんなおまけが付いてくるものは、現時点では日本では見かけません。
誰かの一句を読みたいな、なんて感じて、この緑茶を購入する人も多いと思います。

他社も、ラベルに面白そうな情報を載せる、なんて路線を採用すると、楽しいことになりそうです。
英単語とその説明とか、漢字とその由来とか、4コマ漫画とか、検討してみてはどうでしょう。
暇を見て飲料メーカーにリクエストしてみよっと。魅力を競うようになればたぶん面白いことに。

また、ペットボトルの飲み物を買うと、石油由来のボトルを消費してゴミになりますし、
地球の温暖化につながる面もありますが、暑くて熱中症の危険もあるような場合は、
まずは水分を補給することを優先するのも、無理のないことだと私は思いま~すお茶。
  1. 2023/06/23(金) 17:06:43|
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モハメド・アリ・ジゴク

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旅行先の箱根で強羅駅を降り、見知らぬ土地の散策を楽しみました。どこまで行けるかと、上り坂に挑戦するのもなぜか楽しい。そしてしばらく歩いていると、道路わきに巨大な岩がゴロンと。なぜここに?



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近づいて何気なく岩陰をのぞき込むと、意外な発見がありました。



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アリジゴクの集落が、こんな所にあるとは。しかも結構な世帯数です。



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そのうち一軒のご家庭に接近。すり鉢の下には迷い込んでくるアリを、気長に待っているアリジゴクがいるもよう。飢えてあの世に行ってなければね。



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彼らは無事に成虫になると、繊細な見た目と命の短さで知られる虫、ウスバカゲロウに。世の中にはいろんな生き物がいるものだなあと、改めて感心します。

名前のモハメド・アリ・ジゴクは、これも何かの縁と思い、私が接近して撮影した巣の子に、命名をしてあげました。大きくなったら、良心的兵役拒否をするような、素敵な人になって欲しいですからね。

  1. 2023/06/15(木) 20:36:26|
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ギリギリを 狙いましたね トランプ死

私は男の体で、女が好きという、よく居るタイプです。女の体で、男が好きという人も多いでしょう。最近はいろんなタイプのグラデーションが世の中にはあるのだと、少しずつ認識されてきましたね。同性婚を認めていないのは気づけばG7では日本だけになりましたが、少数派の人たちも暮らしやすい国へと、近いうちにバージョンアップ出来るといいな、と私は感じています。




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女性のヌードが54種類も楽しめるこのヌードトランプを店で見たとき、私はすぐに買おうと思いました。家にあったら絶対に楽しそうですし。男性のヌードには特にそそられることもないのですが、筋肉質で細身だとボクサーみたいでちょっとカッコいいかな、と思うくらいです。男性の裸を見たい人もいるかと思い、男性のトランプもついでに買いました。



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個人的に選んだ女性ヌードのベスト6がこちら。あられもない格好をしてますね。大事な部分はギリギリ隠されています。他のカードには、ちょっと見えちゃってるじゃないか、なんてのもあったかな?興味を持たれた方はネットで探して購入してあげて下さい。台湾製です。



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男性ヌードのベスト6。どれがセクシーと感じられるのかよくわからないのですが、男が好きという人の気持ちを想像しながら選びました。白人が多いですが、黒人のカードもありました。こちらにも、見えちゃいけないものが見えてるものがあったような。



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この投稿はきょうの仕事が終わったあと、バイクで小金井公園に来て、ノートパソコンでつづっています。すぐ隣のボックス席には、尺八を楽しそうに吹いている年配の男性がいました。「日曜日は市場へ出かけ~♪」という子供も知っている有名な歌などを演奏してました。公園はみんな思い思いの過ごし方をしていて、自由でいいなと改めて思いました。このあとは暗くなるまで読書をしてから帰路につきます。


  1. 2023/05/24(水) 18:28:01|
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アルフォンス・ミュシャ展 @八王子市夢美術館

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女性を美しく描いた絵で知られる、私もお気に入りの画家、ミュシャの展覧会へ足を運びました。女性の髪が描いた曲線や、人物の周囲に配置された植物が特徴的だと思います。1860年に生まれたそうですから、もうかなり昔の人ですね。ミュシャという名前で日本では以前から知られていましたが、年譜では(ムハ)と併記されていたので、本国での発音に準じてのことかもしれません。キエフがキーウになったように。見る贅沢をした満足の1日でした。



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  1. 2023/05/18(木) 21:58:23|
  2. デザインとアートとミュージアム
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【本】 軍産複合体のアメリカ 戦争をやめられない理由 宮田 律

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日本と軍事同盟を結んでもう長いことになる米国が、深刻な病気にかかっていることを指摘する、勇気ある書籍でした。アメリカはGDPで世界一ですが、軍事費でも世界一。コインにリバティと刻んでいるくらい自由を大切にしてるかにも見えますが、所得格差は大きく、銃器による犯罪も多発していて、暮らしやすい国なのかは判断が分かれそうです。以下、印象に残った個所を4か所挙げていきます。

 * * * * * *

軍産複合体の意向を受けて、他の文明社会や他国に軍事干渉を行うというアメリカの姿勢は、特にイスラム世界など発展途上国で受け入れられるものではなく、イスラム過激派は反米テロを継続させていくに違いない。

アメリカの戦争がいかに不合理なものであるかを「軍産複合体」や、軍産複合体に絡むアメリカの諸勢力、またアメリカとイスラエルとの特殊関係などを分析することによって明らかにし、日本人が不合理な戦争に声を上げることを後押しできたらと思わざるをえない。

アメリカの軍産複合体の規模を縮小するには、アメリカ、日本、また他の国際社会がアメリカの軍産複合体が戦争を起こす仕組みを理解し、それへの認識を深め、その目標を奪うような政策を追求していくことが必要だ。

アメリカが軍事力を行使しようとした時、私たちは戦争で巨利を得る軍産複合体の存在を想起し、戦争に対して疑義や反対の声を上げ、アメリカの戦争の不合理さを説いていかなければならない。でなければ、世界は核兵器の開発や製造、大規模な戦争、テロなど大動乱と向き合い続けていくことになる。人類の未来のためにも軍産複合体の危険性を国際社会は十分認識し、その影響力の排除を目指していくべきだ。

 * * * * * *

私は簡単に言えば、社会資源をどこに投入すればみんなにとって良いのかを考えると、軍事へ多くが回されている状況には、抵抗の声を上げたいと思っています。ですから岸田政権の軍事費を2倍、との方針にも反対しています。日本の政治家も米国とどういう関係でいるべきかは意見が分かれるところでしょうが、強い国にただ従っておこうと考えている人たちも現状では少なくないようですね。強いってことと、正しいってこととは、まったく同じってわけではないんですけどね。
  1. 2023/05/12(金) 17:24:36|
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ことしもあきらめずに参加しましたーあらたな戦前にさせない!憲法記念日の集会@有明防災公園

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横断幕はプラカードよりもアピール力がありますね。武力に依らない国=日本こそウクライナ停戦仲裁を、と書いてあったかな。武力に依らない、というところには私も強く賛成です。税金由来のお金をもらってる立場の人たちは、今こそしっかり働いて欲しいです。




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戦争反対!の声で、世界と手をつなごう! これもいいですね。気候危機を始めとして、みんなで取り組まないといけない課題があるのに、人間同士が戦って、誰かの命を奪おうとしている場合じゃないです。戦争反対の声を上げただけで逮捕されるロシアの市民の分まで、日本で声を上げなくちゃ、と思いますね。



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大軍拡・改憲 増税阻止! ロシアのウクライナ侵略反対! 革マル派 ビラも毎年力を入れて配っている団体です。革マル派という組織に、あまりいい印象を持っていない方もいるようですが、横断幕に書かれていた主張は、悪くないと私は思いました。




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国際展示場駅で降りたら、社民党が駅前で街宣車を停めて演説していました。議会では少数派ですが、私は応援したいと普段から感じている政党です。ただこの日は、社民党の考えが多くの人に届くのを邪魔したいと考える団体がいて、拡声器で中傷の演説を同時にしており、そのせいで内容をよく聞き取れなかったのが残念。主張の正しさで、競い合って欲しいものです。



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会場の有明防災公園内で耳を傾ける人々。知人と誘い合ってきている人も、ひとりで来ている人もいました。憲法の改悪を阻止しないとまずい、と感じている人が来ていたようです。私もそのひとり。缶バッジを販売できればと準備をして会場入りしたのですが、ブース以外での販売は遠慮して欲しいとのことでした。残念。




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この日に手に入れたもの。Tシャツのデザインは、世界の様々な人と、動物までもが、手をつないで大きく数字の9を人文字でつくっているもの。気に入って連休中にも着ました。あとは缶バッジをいくつかと、外国人の支援を20年以上続けている医師が書いた、入管解体新書。これはぜひ読まなければと感じた本です。



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憲法記念日に新聞各紙はどんなことを伝えているのかも気になったので、東京で手に入りやすい6紙を買ってみました。憲法についてのアンケートを実施した結果を載せている新聞も複数ありましたが、結果は新聞により大きく異なっていました。これも比べて読まないとわからないところだと思います。インターネットで、無料でニュースを知ることが出来るからと、紙の新聞を読まない人も今は多いと聞きますが、世の中の出来事を知るのに、従来型の新聞も悪くないと私は思っています。

  1. 2023/05/06(土) 20:09:15|
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儚い(はかない)メッセージの記憶


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神奈川県の藤沢市内で仕事を終えたあと、せっかくだから浜辺まで行ってみることに。レトロっぽい感じのする江ノ電で行きました。



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江ノ島駅を降りて海岸へ向かって歩くと、お店が路上に置いている看板の中という、落ち着きそうないい場所を見つけて、ご機嫌の小さな子と遭遇。食べちゃいたいくらい、かわいかった。



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この日は富士山がきれいに見えていて、ちょうど日没でダイヤモンド富士を拝めました。ちょっぴりうれしかった。



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広い海を前にして語り合う、若い女の子が2人。こういう景色を眺めながらだと、自然と前向きな話題が多くなるような気がします。仕事や家庭の愚痴なんてのは、たぶん口にするのもバカバカしくなりますね、私なら。



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砂浜に書かれていたメッセージ。ハートの中に、ゆめ みずき、と。名前を刻みたい気分だったのですね。



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こちらは、かほ みゆ、と。こういうことをするのは、女の子同士が多いのかも。



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ハートの中にハングルで。これも名前でしょうか。アム オン、と発音するような気もしますが、どなたか読める方がいらしたら教えてください。日付の、2023.4.4も。



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熊の顔のようなイラストと、これもハングルが。韓国の方か、北朝鮮の方か、在日の方か。



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ハートと笑顔と、大スキ、との文字に和みます。人間やっぱり最後は、好きという気持ちを大切にしたいですね。
  1. 2023/04/30(日) 11:19:04|
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【本】グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか

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私にとっては、新しい視点に立って、この世の中を捉えさせてくれた、ちょっと素敵な書籍でした。本屋でたまたま見つけての購入です。よかった箇所の抜粋を以下に記します。

「私たちも皆、いずれは未来に生まれてくる人たちにとっての祖先になる。その時に、未来の人たちに、私たちがよき祖先と思ってもらえるかどうか。負の遺産を残した悪い祖先として記憶されないよう、よき祖先になるには今どう行動すればいいのか」、というのが著者の意図だと、訳者のあとがきにありました。

短期主義に引きずり込む力としては、テクノロジーに乗っ取られる注意散漫な意識や、次の選挙ばかり気にかける近視眼的な政治、終わりのない経済成長の追求など。逆に長期思考へとつながる方法としては、宇宙空間における瞬きの存在である自覚を持つ、7世代先まで考えて世代間の公正を追究する、人間の寿命を越えた大聖堂建築のようなプロジェクトを計画する、などが挙げられていました。

人間はどのようにして「長く考えられる脳」を育てたのか、については以下の4つを列挙しています。1)道順を見つける力 2)長生きしたおばあちゃんにケアを提供されていたこと 3)社会的協力 4)道具のイノベーション。

ひとつ、簡単だけどうまい思い付きだなと私が感じたことがあります。それは時間に関する想像力を「今、ここ」をはるかに超えて拡大させる工夫です。何かというと、日付を書くたびに、年の前にゼロを置くというものです。今でいえば2023年ではなく、02023年と、そうすると確かに何万年も先の未来を想像し始めることができますね。これはやってみよう。

現在主義政治の最大の問題は、代表制民主主義が未来の人々の利益を組織的に無視していることにある、とも。未来の世代が選挙権を奪われていることには、確かにまったく思い至りませんでした。

一般市民をくじ引きで選ぶ、市民議会への期待もつづっていました。

若者の気候変動ストライキのような反政府運動が、政府へ与えた圧力を思えば、彼らのパイオニア精神に信頼を置いてみてもよいのでは、ともありました。

システム思考も現在は世界中の学校や大学で教えられており、ストックホルム・レジリエンス・センターが提供している「惑星の限界と人間の機会 Planetary Boundaries and Human Opportunities」のように、長期的な視点で物事を考えることができるシステム思考を、オンライン講義で無料で学ぶことができるそうです。

  1. 2023/04/25(火) 18:45:35|
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凹ーではしゃぐ U権者

私の母校である、東京都の東久留米市立第一小学校が、きょうの市議選の投票会場です。都道府県議選や、国会議員を選ぶ選挙に比べると、身近なこともあって、票を投じるのを楽しみにして今日を迎えました。



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投票箱が置いてある体育館の入口に、授業で使う跳び箱が並んでいました。なつかしー。段数を重ねるごとに難易度が上がったのを覚えています。苦手な子は苦手でしたね。投票自体は、市民との交流を大切にしてそうな候補へ私は入れました。投票終えたらさっさと帰るように、などとは別に言われてないため、少し遊んでから帰ることに。



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全校朝礼などで、校長先生とかが、みんなに話をする際の朝礼台。久しぶりすぎて楽しかったので上にあがってみた。ひとり人文字のYは、賄賂よこせ、のYか、はたまた猥談大好き、のYか。



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YMCAだかヤングマンだかいう歌謡曲で、西城秀樹がそう言えば、、、と思い出したので、腕でMの字を。なぜか股も広げてしまった。かなりアホっぽく写ってます。



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私の小学生時代にもあった、コンクリート製のサイが、今もいました。うれしくなってまたがりましたよ。ミャンマーの民主化を願っての三本指。



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これも昔からあったコンクリート製の土管。外側にペンキで絵を描いたようです。中を通り抜けてみましたが、声が反響してちょっと面白かった。雨の日には中に入って楽しんでいました。



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これまた懐かしい、のぼり棒に登ってみました。出来るかちょっと自信がなかったけど、日頃の腕立て伏せなどの成果か、なんとか一番上までたどり着けました。落下すると大けがをしかねないので、危険も伴う遊具と言ってもいいですね。多少のリスクがあるのも確かですが、こんなのがあってもいいと私は思います。



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かなり古くからありそうな、門柱と表札。門柱の石は、大谷石(おおやいし)、ってのがこれかな。大体120年ほどの歴史がある学校のようです。



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正門脇に掲げてあったスローガンがいいでがんす。「その子のよさにでばんを」とありました。いろんなありかた、つまり多様性を認めてあげて、テストの成績だけで生徒の優劣を決めつけることなど、ゆめゆめ無いように、との意図を私は汲(く)み取りました。いいメッセージだと思います。
  1. 2023/04/23(日) 22:56:38|
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メモに残すの すすめます (メモ=備忘録)

メモに残すの すすめます (メモ=備忘録)

覚えておくべきことを、常に頭の中に置いておくのって、負担に感じられる時もありますからね。例えばスーパーに買い物に行く際、なめこと油揚と豆腐とマヨネーズとゴマと、といった具合に、メモに残さず頭の中だけで覚えて出かけたら、頭の中が買い物リストだけで手一杯になってしまい、新たな画期的な思いつきが生まれても、それを残せない気がします。考え事、なんてのも、買い物リストの記憶で頭が忙しく、落ち着いて深く考える、なんてのは難しいでしょうね。道すがら面白いものや印象的な光景に出会っても、それを受け止める余裕が無くなってしまうのではないでしょうか。

私は教育を受けられる環境に生まれて、幸せだとつくづく思います。文字や言葉、文章、などに親しむのを良しとする文化は、時の経つにつれ、発展していくことが多いのではないかと思っています。もっとも文字を持たない文化が、そのせいで劣っているだとか、魅力に欠けるだとか、決めつけるのは思い留まりたいと私は感じていますが。文字に依らない、語りだとか絵だとか歌だとか踊りだと彫刻だとか、そういったものを媒介にしても、他者に伝わり、次世代に受け継がれていくものはあるでしょうしね。日本でも先住民のアイヌは、文字を持たない人達だったそうですが、それでもエキゾチックで魅力的な感じを私は受けますし、平和に自然と共存しながら、豊かな暮らしをしていたとの見方もありますね。

自由に考え、自由に思いつき、自由に何ものかに出会うことが、メモ、つまり記録を残しておくことで、可能になるというのが私の考えです。メモする手間も、そのメリット(長所)を思えば、極めてお買い得な買い物だと言えますね。




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画像にあるのは、現在わたしが愛用している15cm*12cmの、手のひら大のリングノート。無印良品で見つけました。ビニール製のポケットが付いていて、あれこれしまえるのが便利なのと、背中のリング部分に細身のボールペンをしまっておけるのが便利です。定価が税込みで368円だったのが税込み200円と値引きされていたので、その時に店にあったのを全部買っておきました。未使用のストックが4冊あるので、まあ当分はこれで充分そうです。



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これを使い始めたのは、2018年の5月3日。憲法記念日の集会に出かけて感じたり、知ったことを残していました。プラカードコンテスト、というものの存在や、川崎重工が武器輸出に関与、不買で抗議、などと。5月8日には、タバコパッケージ警告表示わかりやすさランキングで日本が124位と。また7月6日には、交通安全のためにと題して、右左折時の歩行者・自転車に注意とか、見えないところにも人がいることを予測、などと書いてありました。




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私がちょっとしたことを、持ち歩いたメモ帳などに記録するようになったのは、大学に入ってからだったと思います。入学は1994年。たまった備忘録も、今では小さめの段ボールいっぱいになりました。



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段ボール箱の中から取りだした、手のひらサイズのスケッチブック、表紙には香港の道路地図を貼り付けてありますが、それを開くと、90年代後半に金沢の香林坊で開かれたイベント、Aのるつぼ、に参加したときのものが残っていました。私がその日に取り組んでいたのは、来場者に何か言葉や文章をスケッチブックに書いてもらい、それを使ってその場で小説を私が書く、というものでした。

2000年にも記載がありましたが、こんなホームページを作りたいな、というアイディアや、パソコンなどの上で動く、おもちゃのようなものを考えていたようです。モンタージュ写真のように、色々な生き物の頭部と、首から下の全身とを、好きに組み合わせるように出来ると面白いんじゃないかな、というものです。これは今もちょっとやってみたいですね。

  1. 2023/04/18(火) 17:08:20|
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ドイツの選択を尊敬して都都逸(どどいつ)

東日本大震災での、福島第一原発の事故を見て、国の政策を大きく変え、脱原発へ舵を切ったドイツ。今朝の東京新聞一面の記事によると、きょうで脱原発が完了だそうです。

そこで人生初の都都逸を作ってみました。

賢い国ね 原発ダメと 傍目で気づき さよならを



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以前手に入れた、文字を覚え始める子供のための木製タイルも、けさ無作為に箱から出したところ、偶然に並びが「かくはいらねえ」となりました。清志郎があの世から送ってくれたメッセージかも。



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東京新聞一面の記事は、日本とドイツの電源構成がどれほど違うかを、わかりやすいグラフで伝えてくれました。再生可能エネルギー100%の電気に我が家はしていますが、今後どうなるか注視して、あるべき方向へ微力ながら働きかけていきたいと思います。



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文字のタイルは、ひっくり返すと、その文字で始まるものの絵が。シンプルでかわいい絵なので和みます。幼い子向けなので、難しい言葉は当然使いません。名詞ばかりなのは、わかりやすさ重視だからでしょう。



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ドイツ軍の兵士が着ていたと思われるジャケットを、むかし古着屋で買い、今も着ています。この時期にちょうどいい、お気に入りの迷彩柄です。



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他にも2着、ドイツの国旗が肩部分に縫い付けられている上着を持っています。子供の頃の私は無邪気にもドイツ軍の戦車が好きでした。その流れもあり、ドイツという国自体には今も好感を持っています。ヒトラーやナチスのしたことが許されないのはもちろんですが。



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ドイツ製の乗り物も、2台所有しています。キックスケーターのメーカー、Ciroが製造したもの。とてもしっかりしたつくりで、大人の使用を想定したもののよう。ドイツでは警官もパトロールに使っている、との話も聞きました。



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折りたたむとこんな具合。上のは前輪のホイールがかなり幅広くてカッコいいと思います。いまも気が向いたときに近所の図書館までこれに乗って出かけたりもしています。いい運動になりますしね。


  1. 2023/04/15(土) 14:20:27|
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