
米国の雑誌タイムに、ダライ・ラマ14世のことを中心にした
チベット問題の特集記事があったので、すこし目を通してみました。
北京五輪を控えて注目が集まっていますが、騒ぎの背景には、
過去からの経緯も含めた、多くのことがある模様です。
その主張するところは陣営間で食い違いが大きいようですが、
広く世界の目にさらされること自体は、悪いことではないでしょう。
また、人物像については、抗議はするけど好戦的ではない、
理性的な人として書かれていました。そういえばノーベル平和賞も、
1989年に彼が受賞をしていましたね。
考えてみれば、日本の隣国である中国の政府と、チベット民族との関係に
ついても、おおまかなところぐらいは理解しておくべきかもしれません。
可能なら一方的な見解だけでなく、少なくとも利害関係が対立する双方と、
その綱引きからいくらか距離をとった立場から見て、どう映ってるのかを。
直接には私達の、日々の生活には関係ないとも言えるかもしれませんが、
アイヌのこと、琉球のこと、考えれば日本だって他人事ではないと思います。
TIME(英語)
http://www.time.com/time/world
BBC(英語)
http://news.bbc.co.uk/
チベット亡命政府(英語)
http://www.tibet.com/
人民網(人民日報社が発行、日本語)
http://j.people.com.cn/home.html
国境無き記者団(英語)
http://www.rsf.org/rubrique.php3?id_rubrique=20
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- 2008/04/27(日) 12:37:08|
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宇宙船が着陸し、そのまま店を開くと、おそらくこんな感じでは。
銀のカプセルは1950年代に米国で作られた、
AIR STREAMというキャンピングカーなのだそう。
街道をクルマで運転中に見かけた、この印象的な姿が忘れられず、
天気のいい日を狙ってランチを食べに行ってきました。

禁煙の店内は、豪華列車や客船のようでもあり、落ち着いた雰囲気に。
この日に食べたポークカレーもコクがあり、予想以上においしかった。
ユニークな乗り物が好きな方にも、アルコールを楽しみたい向きにも、
はたまたベビーカーに乗せられて散歩中の子にしてみても、
ここはなかなか興味をそそる場所ではないかと思います。
ALWAYS DINER
open
1130-1400
1800-2300
日祝休
東京都稲城市大丸961-3
(南武線の南多摩駅から徒歩5分)
駐車場は街道はさんだ向かいにあり
- 2008/04/18(金) 21:25:11|
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国民のためと称して検閲を進めたい側と、自由を求める
図書館側の争いを描いた小説です。なかなか面白そう。
書籍ではありませんが、ここのところ映画「靖国」の上映が
街宣車を用いる団体や一部国会議員の圧力で、多くの館で中止になるなど、
不思議にも小説の内容と社会の状況が、かぶってきてるようにも思えます。
ただいま毎週木曜の24時45分から、こちらを原作にしたアニメが
フジテレビ系列で放映されていますので、ご興味をお持ちの方はどうぞ。
- 2008/04/10(木) 22:28:15|
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しかし花粉症、いったいどうしてこんなに蔓延したのでしょう。
中でもスギの花粉に反応する場合が多いようですが、
日本中の山で、こうまでスギの木ばかりが植えられた経緯も、
なんだかきちんと調べてみたくなります。
いずれにせよ、外出時のティッシュが、まだ当分欠かせません。
- 2008/04/08(火) 23:41:29|
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無駄な消費を風刺したり、人権の抑圧を描いたりと、
権力や体制をあざ笑うようなグラフィティ作品が会場に並びます。
タイトルの "WE DIDN'T DO IT" は、身近な問題に対する
無関心で無責任な態度や姿勢を表したものだそうです。
今年は国連総会で、世界人権宣言が採択されて60周年になります。
それを記念する意味で、収益の一部はアムネスティへの寄付に。
お買い物の宮殿、ラフォーレ原宿のミュージアムが会場になっているのは、
作品に込められた内容を考えれば、意義深いように思えてなりません。
- 2008/04/06(日) 08:45:23|
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子供のための本に欠かせない、多くの挿絵を描いていた画家、
イリヤ・カバコフの絵本と原画が、美術館で展示されていました。
ちょっとしたイラストや挿絵を見ても、そのタッチや雰囲気、
描かれた題材などには、そこの国や民族が
長い年月の間に培ってきたものがうかがえるようです。
挿絵を見れば、雪の中でそり遊びに夢中な子供たちを描いたり、
キリル文字の一端につる植物のような丸まりを付け加えたり、
演奏している楽器が、三角ギターのバラライカだったりと。
作家とは異なる国で生まれ育った者の目から見ると、
新鮮な驚きに満ちていて退屈しないで楽しめました。
また、1933年に現ウクライナでユダヤ人家庭に生まれたカバコフは、
現在も美術家としてヴェネチア・ビエンナーレなどで
活躍をしている方のようです。
この激動の時代をその立場で生き抜いたからこそ、
語りうるものもやはりあるのだろうと思います。
おまけとして、今回の展示ではぬり絵コーナーがあり、
用意されてた色鉛筆で私も一枚楽しんできました。

牛の背景にはロシア語で何かのメッセージが書かれているそうです。
英語で言うと、"F☆☆K YOU" のようなものらしい。カバコフ氏お茶目。
会場まで足を運んだ甲斐は、充分にあったと思います。
- 2008/04/06(日) 08:17:16|
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