2008.06/11(Wed)
バーバパパのはこぶね Barbapapa's Ark

世界中で人気者の、バーバパパの絵本。ほんわかした気持ちにしてくれる、
ちょっと小粋なストーリーで、誰しもひととき和んでしまいます。
多くのシリーズのうち、この絵本のお話は、大気汚染や環境破壊などの深刻さにより、
一時ロケットで地球外に避難した家族が、そののち公害対策などが進んだため、
また地球に戻ってこれるようになるまでを、明るいタッチの絵巻物にしています。
一神教の言い伝えが下敷きになっていたり、捕鯨を好ましくないものとして
取り上げている点など、ある種の読み手にとっては多少、気になるかもしれません。
しかし愛にあふれたストーリーと、自由を謳歌するようなイラストのおかげで、
細部にこだわって敬遠するのは、得策ではなかろうと感じてしまいます。
カフェで出会った作者のアネットとタラスが、その場で紙に落書きを
互いにし合ってるうちに意気投合し、生まれることになったバーバパパ。
多くの図書館や書店にも、今もおそらく並んでいることでしょう。
大人にも子供にも、味わい深く暖かい、束の間を与えてくれると思います。
私はこの本ならば、ひと様にもおすすめできますね。
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