2008.06/21(Sat)
回って回って回って回ーるーるるるー

エジソンの発明した円筒型蓄音機とも、音が刻まれる仕組みとしては
変わりのないレコード盤。実際にいじった記憶をお持ちの方も、少なくないでしょう。
そんなレコードと、そのプレーヤーへの親しみをこめた一連の作品を
先ほど目にする機会に恵まれました。NTT関連の展示施設にて。
いくつもの興味深い試みが紹介されていました。
音が刻まれてはいるものの、素材が氷で出来ているため、
次第に溶けてきてしまうレコード。その回転するさまを映したビデオ映像。
ミヒャエル・エンデの「モモ」を、日本語と独語の両方で
吹き込んだもの。プレーヤーを自由に操作させてくれましたが、
逆回転させても内容を聞き取れるのが、どういうことか不明でした。
回転するレコードの溝を、尖らせた鉛筆の先でなぞらせてくれるもの。
カエルの合唱や、雑草の生い茂った空き地で鳴く虫の音が、鉛筆をつまんだ指を通じ、
振動として直に伝わってきます。触覚への刺激で、印象に強く残ります。
なかなか面白いものを、見せてくれますね。
つくられたのは京都にお住まいのアーティストの方だそう。
仕事帰りに寄りましたが、おかげで元気を分けてもらった気がします。
(八木良太「回転」 NTTインターコミュニケーションセンター)
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