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日本の食卓になじみ深いお米は、主として上の写真のように、
あぜを作り、水を張った田んぼで育ちます。この六月に撮影しました。
ちなみに「田」という漢字にも、この様が写し取られていますね。
実はつい先日、明治初期の地図、当時の東京の地図を
見せてもらったのですが、そこへ記載されていた漢字に、
見慣れない、面白いものを見つけました。国土地理院所蔵の図です。
麹町、大手町、といった地名につける「町」の字が、
今とは違う字を当てていました。なんと「田」の下に「丁」でした。
「町」ではなく、
田
丁、なんです。びっくり。
町の人も、お百姓さんの手作業へ感謝するのを忘れるな。
そんな意味を文字から読み取ったって、不自然ではないでしょう。
このように文字ひとつにしたって、ちょっと前の姿を知り、
現在と比べることによって、いろいろな事情を語ってくれそうです。
いくらか興味を持たれた方は、ぜひ漢和辞典を紐解いたり、
街角のお地蔵さんなどに刻まれた文字へ、目を向けてみては
いかがでしょうか。なにかそこに、思わぬ発見があるかもしれません。
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写真は栃木(Tochigi)の真岡(Mooka)にて、平成二十二年(2010年)、
水無月(6月;June)上旬に(at the first ten days)。
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- 2010/07/04(日) 09:25:40|
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